ABOUT

φonon について

φonon 「φonon (フォノン)」は、佐藤薫が80年代に立ち上げたインディー・レーベル《SKATING PEARS》のサブレーベルとして2018年2月に始動。SKATING PEARSは当初カセットテープ・メディアを中心に多彩な作品をリリースしてきたが、φononはCDメディアを中心に、エレクトリック/ノイズ系の作品を中心にリリースする尖鋭的なレーベルとして認知されている。

φonon (fonon) is a record label that mainly releases electronic, noise & ambient music, and was established by Kaoru Sato of EP-4. -Division of Skating Pears-

 

Kaoru Sato
Founder
佐藤 薫/Kaoru Sato

1980年より、京都のニューウェーヴバンドEP-4のリーダーとして、また多くのインディーズバンドのプロデューサー、レーベルのファウンダーとして暗躍。現在もEP-4関連ユニット、セッションやソロによる音楽活動を続けているほか、自身で立ち上げた《φonon(フォノン)》レーベルでは、エレクトリック・ノイズ系アーティストのCD作品リリースを続ける。
一方で、『アルトー24時』(2011/15年)、『カスパー』(2018年)、『灰と、灰の灰』(2019年)など、演出家・芥正彦が手がける舞台の音楽監督をつとめるなど多方面で活躍している。

 

JUN MORITA
Director
森田 潤/Jun Morita

DJとしてワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトリック・サウンドに幅広くコミット。
同時に、モジュラー・シンセの自動演奏に即興を組み合わせたパフォーマンスでライブ活動中。
φononよりソロ作品『L’ARTE DEI RUMORI DI MORTE』、『Sonus Non Capax Infiniti 』、V/A『Mutually Exclusive Music』、『Madam Anonimo/ il salone di Anonimo』、V/A『Mutually Exclusive Music 2』を発売。レア・ヴァイナル復刻のマスタリング・エンジニアとしても評価される。2018年5月に上演の芥正彦企画/演出によるノイズ・オペラ「カスパー」の音楽を佐藤薫と共に担当。

 


Director
伊東篤宏/Atsuhiro Ito

1998年から自身の展覧会会場などでサウンド・パフォーマンスを開始し、インスタレーション作品と同素材である蛍光灯を使用した自作音具「オプトロン」を制作。
国内外の様々な展示やサウンドパフォーマンスを経て現在に至る。ソロパフォーマンス以外にも、ZVIZMO(w/テンテンコ)、今井和雄トリオ(w/今井和雄、鈴木學)、entangle(w/イワモーター)といったユニット~バンドでの活動も行う。
また、自身が参加しているレーベルのライヴイベント等でディレクション~オーガナイズ、アートディレクションの他、φononイベントのオーガナイズ・ディレクションや、BLACK SMOKER RECORDS主催の「Black Opera」等、数々のステージの裏で暗躍している。

 


Director
家口成樹/Shigeki Ikeguchi

PARA、EP-4 [ fn.ψ ] 、Singū-IEGUTIのシンセサイザー、キーボード奏者。90年代初めよりヘヴィサイケデリックロックバンド、花電車のメンバーとして音楽活動を開始。

シンセサイザー、PC、エフェクターなど電気機器の特性を多用したエレクトロニックな奏法で、ノイズ、音響、ミニマルなどの現代音楽的なアプローチから、パンク、ハードロック、ジャズ、ポップスなど多種多様な作風をクロスオーバーさせ、国内外の多数のミュージシャンと主に即興演奏で共演。2000年代よりミックス、マスタリングなどのサウンドプロデュースを手がけ始め、2014年よりEnitokwa、MAYUKoとによるシンセサイザートリオ、Kruispuntを主催している。

φononからはEP-4[ fn.ψ ] 『OBLIQUES』、家口監修によるコンピレーションアルバム 『Allopoietic factor』、Singū-IEGUTI 『Diffraction』、『Epitaxophone』の4枚のアルバムの他、コーデイネーター、エンジニアとしてbonnounomukuro『My Pretty Pad』、山本精一『Cafe Brain』をリリースしている。