KISHINO TABATA BROPHY
岸野一之(KK NULL)
プログレッシヴ・ハードコア・ロックバンドZENI GEVAのヴォーカリスト、ギタリストにして作曲家、エレクトロニクス奏者。81年、即興ギタリストとしてソロ活動開始。平行して、メルツバウとのコラボやYBO2への参加、レーベル運営から海外ツアーなどの活動に発展。その後、ギター中心の音創りから純粋なエレクトロニック・サウンドへと移行し、その表現の拡がりは「コスミック・ノイズ・ミニマリズム」とも評されている。近年では、映像や舞踏、現代美術などのサウンドトラック制作やインスタレーション/パフォーマンスなど、その活動は国境やジャンルを越え多岐にわたる。
田畑 満
京都出身のギタリスト。82年より音楽活動開始。のいづんずり、ボアダムズ、LENINGRAD BLUES MACHINE、ZENI GEVA、Acid Mothers Templeなどの重要バンドのメンバーとして活動。海外ツアーやコラボも精力的にこなす。現在は20 Guilders、ZZZoo、RQRQ、The Stalinの再結成ユニットなどでのライヴ活動や、ソロのライヴや即興セッションにも多数参加。ソロ・アルバムも国内外のレーベルよりリリースしている。
フィリップ・ブロフィ/Philip Brophy
オーストラリア在住のベテラン・アーティスト。本作ではドラムスを担当する。音楽家としては1977年より数々のパフォーマンスやレコーディングのキャリアを重ね、映像作品のサウンドトラックや、マルチチャンネルの音響インスタレーションなど作品多数。また、自らのフィルムやヴィデオ作品制作から、音楽/映像関連ライターもこなす才人。現地では日本文化贔屓のマルチ・アーティストとして有名な存在だ。