SÔ-SI SUZUKI + JUN MORITA『LA MUSIQUE DE LA CRUAUTÉ 』

──2024年5月18日リリース! アントナン・アルトーに囚われた二人のアーティスト、鈴木創士と森田潤による『残酷の音楽』。 市田良彦の超解説付きCDアルバム。

SÔ-SI SUZUKI + JUN MORITA

SÔ-SI SUZUKI + JUN MORITA『LA MUSIQUE DE LA CRUAUTÉ 』

「残酷演劇」を提唱した異端の作家アントナン・アルトーが妄想した音楽があったという。それはどのようなものであったのか。仏文学者でアルトーの主要翻訳者の一人、作家、EP-4創設者の一人でミュージシャンという鬼才・鈴木創士と、古今東西の音楽に精通し、AI・エレクトロニクス技術を自家薬籠中のものとする音楽家・森田潤の手により、著作から一世紀近くを経て、「残酷の音楽」としてついに生成され、今、立ち上がる。 鎌倉の特殊音楽バー「カフェ・アユー」の新レーベル、Les Disques d’Ailleurs(ディスク・アユー)が世に放つ第一作。2023年の前作「Vita Nova」のモチーフともなったアルトーに全面的に取り組んだ本作は、「演劇とその分身」などで語られるアルトーの思想を踏まえて構築され、著作のテキスト、アルトー自身の声(音)・言葉、AI生成音などを用い、それらを歪んだノイズ、喧騒と反復、解体された甘美な古典、寂寥としたアンビエントなどで包み込んだ全10曲で構成される、比類なき異形の傑作。 当サイトPEAR GARDENでも発売。 SÔ-SI SUZUKI + JUN MORITA