
Allopoietic factor
SPF-003 ¥2,200 (税込)
2018年6月15日発売
division of Skating Pears
『音がでる。それはもう既に楽器だ』 ……中原昌也
『日々変化する”テンテンコ”のイメージの中で、湿っていて深層心理を探る、ひとつ確率された自分。音楽と向き合うための時間と場所。それが「Deep & Moistures」です』 ……TENTENKO
『奇妙な響きと重さ、時に歪を持つこれらの楽曲群が、私には心地よく、切なくも楽しげに聴こえる』 ……伊東篤宏
『心に沁みる歌は、必ず誰かの歌だ。(中略)これは誰だ?』 ……市田良彦
『こんな音楽が今この時になってとつぜん登場したことには何か絶対的な意味があるに違いない。』 ……佐々木敦※初回プレス限定ボーナスCD付
『音は鏡に反射し、水には水月が映っている…… ……鈴木創士
『後で評価されるんじゃなくて今発見してくれ!』 ……日野浩志郎
『これは、ポストデジタル時代の「音楽」戦略ガイドである』 …… 佐々木敦
『音で文学や映画や哲学のエッセンスを[やる]のはたまらない』 今野裕一
作曲, サンプリング, ループ, コラージュ, ベース, シンセサイザー, ミックス: ホソイヒサト サウンド調整, プロデュース: 佐藤薫 アルバムスーパーバイザー: Nakamura Yasuyuki カバーアート, Photo & Design: ホソイヒサト
ライナーノーツ:今野裕一(ペヨトル工房) SPF-005 ¥2,000 (税別) 2018年9月21日発売
『それは、常にアクチュアルな感覚刺激としての未来に、リニアな未来にはない不規則に圧縮・伸長された特異点として位置している』 ……佐藤薫
『Bluetooth=青い歯に噛み付かれたヘッドフォンを通して、あなたの身体にあらたな回路が繁殖してゆく音が聴こえる』……大谷能生■アーティスト情報 Track 1 ZVIZMO 伊東篤宏とテンテンコのデュオユニットによるストレンジ・テクノイズ。テンテンコの電子ビートと伊東のOPTRONが生み出す新鮮なアンサンブルが魅力。 Track 2 TURTLE YAMA KOPYこと呉山夕子(THE CREAMS/ex.water fai)とカメイナホコ(三田村管打団?/MOONFACEBOYS/トンチトリオ/ex.ウリチパン郡etc.)によるエレクトロニカ・デュオ。 Track 3 bonnounomukuro MPC2000をメインに楽曲制作を開始。2013年に日野浩志郎氏 (goat, bonanzas) 主宰のカセットレーベル《birdFriend》からリリースした「Mindows」が話題に。 Track 4 Singū-IEGUTI KIYO(Drums)とKETA RA(Guitar)の兄弟ユニットSingūと、家口成樹(Synth)のコラボユニット。電子音やジャズ、ノイズなどをベースに、重層的な音像を描き出す。現在アルバム製作中。 Track 5 Yuki Hasegawa ドラマーとして多くのバンド活動を経た後にソロ活動を開始。エレクトロニクスを駆使しつつ、時にはドラマーとして、音像空間を構築しながら内なるイメージを呼び起こす。 Track6 4TLTD 電子音楽家RUBYORLA(ルビオラ)による隠密新プロジェクト。4トラックのカセットMTR時代の初心に返り、ミニマムながらマックスの音造りを志す。 Track 6 Natiho Toyota ダンスや演劇の音楽やアート系インスタレーション音楽を中心に活動。アンビエント、エレクトロニカ、ノイズなどを消化し、空間を立体的に考察したサウンドデザインを行う。 Track7 black root(s) crew 黒いオパール(kuroi black)を中心とした不定形電子音集団。本作は田上敦巳(ex.goat)とYuki Hasegawaを加えた音源をベースに、新たなビートと方向性を加え再編集。 Track 9 Radio ensembles Aiida 異色のパフォーマーMizA.ukiによるソロユニット。複数のBCLラジオの受信音や、ターンテーブルの回転によるビートをコンダクトする電波サーフ。φononよりセカンドCDを発売中。 Track 10 EP-4 [fn.ψ] 家口成樹とEP-4の佐藤薫のユニット。ノイズでありアンビエントでもあるという対語的多面的要素を融合し音のアマルガムを構成する。φononより初CDを発売中。
『二人の演奏者の強固な意思によって秩序立てられた音場は、地中やら成層圏やらを軽やかに漂いながら、突然真空から生え出た巨大な構造物のように振る舞う』 ……山本精一