2022年12月29日 鈴木創士兄、 困るなあ。僕は貴兄たちのアルバム──LAST CHANCE IN KOENJI──を批評するのに適任ではないと思うぞ。特に批評を貴兄が求めているのではない、ということは僕も分かってい …
“騒音書簡2-10” の続きを読む
2022年12月31日 市田お兄さん 終わりはなかなか来ないようだ。サド侯爵の言い方を借りれば、共和主義者たらんとせば、終わりまであと一歩だ。今日は大晦日だし、世界の終わりが元旦の時報とともにやって来るならすっきりするだ …
“騒音書簡1-10” の続きを読む
2022年11月28日 Ma vieille branche, 1)2)どうもお互いの返答はうまく噛み合っていないようだが、というかこんな風の吹きまわしになるのが佐藤薫の仕組んだ往復書簡なのだろう。それに僕の設問の立て方 …
“騒音書簡2-09” の続きを読む
2022年11月29日 Sô-siくん、 「ラリーズのコンサートをやって西部講堂を燃やす」。あの放言は俺としてはものごとの「終わり」という問題に関わっていた。この「騒音書簡」の最初のほうで書き、ある意味ずっとそのフィード …
“騒音書簡1-9” の続きを読む
2022年10月29日 鈴木創士殿、 何に対しどう反論されているのか、ちょっとよく分からんが、とりあえずいくつか応えてみる。それらはたぶん、相互に連関しているはずだ。 1) 『鑑識レコード倶楽部』におけるアリスの位置は、 …
“騒音書簡2-8” の続きを読む
2022年10月30日 Mon cher ami, 友人同士の手紙のやりとりというのは、そもそも変な感じがするし、恣意的にやればやるほど、やりにくいところがあるのもわかってきた。まあ、嫌いな奴との往復書簡というのも考えに …
“騒音書簡1-8” の続きを読む
2022年9月29日 Cher Sô-si, 裸のラリーズなぁ。水谷さんが亡くなり色々と再発されているし、なにか書いておくべきタイミングなんだろうと思う。しかし、これは直接言ったかと思うが、水谷孝と裸のラリーズについて今 …
“騒音書簡1-7” の続きを読む
2022年9月30日 市田君 前回の君の手紙に反論がある。好き嫌いで物事を判断することは馬鹿げているし、反動的で無益だということも重々承知している。だが僕は「文学」が好きかとも、「哲学」が好きかとも聞いていない。そうすぐ …
“騒音書簡2-07” の続きを読む
秋の夜長、φonnonのレギュラー陣が集結、古典を奏でる⁈ 1924年、私はRAIでペトロリーニを聴いた。ムッソリーニの物真似が上手い喜劇役者。ラジオ国民国家の時代。この喧しい箱をひとつ開腹してやろうじゃないか。そいつで …
“ラジオ・オペラートの夕べ Una serata di radio operato” の続きを読む
インダストライバル・ユニット「M.U.D.R.O.M.」レコ発イベント、満を持してついに開催!φonon創始者、佐藤薫のライヴから、当サイトの人気連載、市田良彦と鈴木創士の「騒音書簡」の初公開談義、今回は特別に佐藤薫も加 …
“M.U.D.R.O.M. 1st Album “THE END OF THE LOOP” release Live” の続きを読む
2022年8月29日 良彦さま 前回の手紙の君の意見に賛成だ。この前のEP-4 unitP+佐藤薫+山本精一の大阪ライブだが、佐藤薫には、シンセは横に置いて、ど真ん中のスタンドマイクの前に立っていてもらいたかった。昔のよ …
“騒音書簡1-06” の続きを読む
2022年8月28日 創士くん、 音楽が好きかって? 俺には音楽絡みというわけではないのだが、一つの規範がある。いつのまにか出来上がった作業仮説のようなものにすぎないけれど。それは〈好き-嫌い〉でものを語らないということ …
“騒音書簡2-6” の続きを読む
2022年7月28日 こんにちは 君と同じように「比喩」を嫌悪している作家マグナス・ミルズの『鑑識レコード倶楽部』を読ませてもらったよ。だけど俺にはこの比喩の拒否はこの作家特有のレトリックにしか見えなかったし(たとえそれ …
“騒音書簡2-5” の続きを読む
2022年7月30日 鈴木創士へ、 なるべく毎回、宛名の書き方を変えようと思っているのだが、ついに呼び捨てか? いや、そういうわけではない。今回の手紙は「鈴木創士」と名乗っている作家・音楽家に宛てているつもりである。同じ …
“騒音書簡1-05” の続きを読む
2022年6月25日 So-siどの、 『カラマーゾフの兄弟』の代わりに、最近の小説を一つ読んでみた。君から文学者──「文学的な人」ぐらいの意味か──として認めてもらえたからというばかりではなく、誕生日プレゼントに「騒音 …
“騒音書簡2-04” の続きを読む
2022年6月28日 親愛なる市田君、 君が言うように哲学は存在しなかったかもしれないから、君は哲学者になったんだろ? なるほど哲学も文学もどうでもいいと僕も思っている。フーコーの有名な言葉、「別の仕方で思考すること」が …
“騒音書簡1-04” の続きを読む
2022年5月20日 親愛なる友、 君の質問に答えなければならないね。君が指摘する僕の文章、とにかくそれは「文学」だ。「……のように」だが、「直喩」でも「隠喩」でもいい、そいつは「現実」の裏をかき、その断片をかすめ取るた …
“騒音書簡2-03” の続きを読む
2022年5月28日 鈴木創士兄、 おかしなことになっている。佐藤薫の仕掛けがさっそく効果を発揮している。貴兄からの2通目の手紙を読みながら、そう思わずにいられなかった。我々はそれぞれのn通目の手紙をφononのサイト上 …
“騒音書簡1-03” の続きを読む
2022年4月29日 親愛なる市田君 君の言うように「最初の一文はむつかしい」。それどころか、それを書いた後、振り返ると最初の一文は透明になっている。消えている。「最初の一文」としてそれを書いたのか確信が持てない。セロニ …
“騒音書簡 1-02” の続きを読む
2022年4月29日 So-siくん、 そう来たか、ジェイムズ・ジョイスか。ノイズ・ミュージックはさしあたり『フィネガンズ・ウェイク』の「ような」ものか。最後までそうであるかはさておき。前々から小説家としてのきみにいつか …
“騒音書簡 2-02” の続きを読む
市田良彦と鈴木創士が φonon サイトを介してお手紙のやりとり? 互いの試論と随感が絡み合い偶成する(であろう)無数の誤謬と変異。 二人はなにを感じて記すのか。デュアル・スパイラル往復書簡……連載はじまる!
2022年3月21日 市田良彦さま ひどい空音に襲来されていた時期がある。空襲警報が鳴り響いた。カチカチ山が騒音に包まれ、ケツに火がついたみたいだった。まことの耳鳴りだったが、それは空耳と区別がつかないていのものだと感じ …
“騒音書簡 2-01” の続きを読む
『森田潤が紡ぐ60スニペッツ!』 選択/配列された60個の音の断片。各60秒の音の欠片(カケラ/スニペッツ)がモジュラー・シンセ奏者、DJ、そして音楽的倒錯者である森田潤によって「死の騒音」に変換される。予想し得ないカケ …
“60 Snippets” の続きを読む
M.U.D.R.O.M. =[マッドロム/M.U.D (Modern Ultimate Drums)+R.O.M (React Only Memes) ] 現代における究極のドラムはミーム(人類の文化を進化させる遺伝子以 …
“M.U.D.R.O.M.” の続きを読む
『三者相乗するインダストライバル・ユニット.。ファースト・アルバム!』 またしてもφononから新時代のトリオ・ユニットが登場する。ベテラン電子音楽家のルビオラ、EP-4のパーカションを担当するユン・ツボタジ、そしてドラ …
“THE END OF THE LOOP” の続きを読む
惑星上で最も愛らしいエレクトロ・ノイズ・アイコン──TENTENKO (テンテンコ)。1990年生まれ。北海道出身。身長142cm。 2013年アイドルグループ ”BiS” に加入。2014年のBiS解散とともにフリーラ …
“Tentenko” の続きを読む
『ダークエイジに蘇る元祖ミュータント・ポップ!』 日本のオルタナティヴ・ミュージック黎明期を代表するユニットとして注目される”R.N.A.オーガニズム”の未発表ミックス音源集が単独CD発売! Vanityレーベルから19 …
“Unaffected Mixes ±” の続きを読む
『もはや[偉業]のベスト・トラック集・第二弾‼』 エレクトロ・ノイズ・ミュータント”TENTENKO”が通販やライヴ会場で発表してきた自主レーベル作品からの、選りすぐりトラックのベスト・コンパイル第二弾! …
“My Sweet Dream: The Best of Private Tracks #2” の続きを読む
R.N.A.オーガニズムは、京都を中心に活動していた匿名ユニット。0123、Chance、Tetsuの3人により1978年に結成。宅録とスタジオライヴで趣味的活動を続け、翌年Tetsuの脱退と同時にZeroが加入。その時 …
“R.N.A. ORGANISM” の続きを読む
岸野一之(KK NULL) プログレッシヴ・ハードコア・ロックバンドZENI GEVAのヴォーカリスト、ギタリストにして作曲家、エレクトロニクス奏者。81年、即興ギタリストとしてソロ活動開始。平行して、メルツバウとのコラ …
“KISHINO TABATA BROPHY” の続きを読む